「縄文の心の神髄に初めての人も心を開いてストンと入っていける」
猪風来さんとともに作り方を教える土田哲也さんも、かつては参加者と同じ縄文ファンの一人でした。
(指導員 土田哲也さん)
「自分も本に出ているような縄文土器が作れると思って。欲しかったんですよね。最初、縄文土器が。それで自分で作るようになって…」
猪風来さんに弟子入りし修行に励むこと15年。今ではオリジナルの縄文アートが作れるほどの腕前に。
(指導員 土田哲也さん)
「植物の蔓の巻き方とか葉っぱの形とか、そういったものを全部縄文土器に取り入れて…」

自然に寄りながら生きてきた縄文人の精神性を、自分なりに解釈し表現しているのだといいます。参加者も、ワークショップを通じて、縄文人が我々とは違う価値観を持っていたことに気づき、心を動かされたようです。

(参加者)
「火焔土器って煮炊きとかに使うものなのにあんなに複雑にする意味が分からないと思っていたんですけれども、現物を見ると絶対にあの形を表現しないといけないんだという必然性みたいなものを感じられて…」
「豚肉だったら豚を育ててくれた人のことを考えていて、豚にありがとうとか豚を生んでくれた大地にありがとうまでは、あまり考えてなかったのでそれを考えられる縄文人の心はとてもいいと思いました」
核心をついた参加者の反応に猪風来さんも驚きを隠せません。

(猪風来さん)
「やはり縄文の心の神髄にですね。初めての人もストレートに心を開いてストンとそこへ入っていける。大変感動しますね」
こうして出来上がった土器・土偶は10月の「縄文野焼き祭り」で焼き上げ、完成させるということです。














