パラリンピックのメダリストなどが長野県上田市の小学校で講演を行い「できないと決めつけず様々なことにチャレンジしてほしい」と児童にメッセージを送りました。

上田市の長(おさ)小学校を訪れたのは、パラリンピックアルペンスキーの日本代表としてソチ大会で金メダルに輝いた鈴木猛史(すずきたけし)選手と平昌・北京と2大会連続で入賞した本堂杏実(ほんどうあんみ)選手です。

交流会は、日本障害者スキー連盟が、毎年菅平で合宿などを行っていることから、児童にトップアスリートと触れ合う機会をもってほしいと、上田市などが企画したものです。

今回のテーマは夢に向かって頑張ることの大切さです。

2人は足や手に障がいがあっても、登山や自転車、ボルダリングなど、様々なチャレンジをしてきたことを伝え、児童にメッセージを送りました。

鈴木選手:
「工夫をすればできる。なので、最初から『僕は苦手だから、わたしは絶対できない』そういうふうに決めつけないでほしい。失敗してもいいです。笑われてもいい経験になりますから」

児童は:
「可能性があるって自分で思えるのに憧れました。(僕も)最後まで諦めずに自分の夢に向かっていく」