アメリカの超党派の議員らがインドを訪れ、中国政府と対立するチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と面会しました。中国は「チベットは内政問題だ」と強く反発しています。
アメリカのマコール下院外交委員長やペロシ元下院議長ら超党派の議員団は19日、インドのダラムサラを訪問、ダライ・ラマ14世と面会しました。
チベット問題の平和的解決に向け、中国とチベット亡命政府との対話を促す法案がアメリカ議会で可決されたことについて話題になったということです。
議員団はチベット亡命政府のペンパ・ツェリン首相らとも会談しましたが、こうした動きに中国政府は。
中国外務省 林剣報道官
「チベットは古来から中国の一部でチベットは中国の内政問題だ。いかなる外部勢力の干渉も許さない」
中国外務省の林剣報道官はダライ・ラマ14世について、「宗教を隠れ蓑に、反中活動に従事している」と批判したうえで、「チベットをかく乱することにより中国を抑圧しようとする、いかなるたくらみも目的を達成できない」と反発。「アメリカは、いかなる形でも彼と接触してはならず、誤ったシグナルを送ることをやめるよう促す」と警告しました。
1959年に中国共産党の圧政から逃れるためインドに亡命したダライ・ラマ14世について、中国政府は「国家分裂主義者」と敵視し国内で信仰することを禁じています。
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