政府観光局は、5月に日本を訪れた外国人旅行者がおよそ304万人となり、3か月連続で300万人を超えたと発表しました。

政府観光局によりますと、5月に日本を訪れた外国人旅行者の数は304万100人で前の年の同じ月と比べて60.1%増えました。

これまで5月として過去最多だった2019年のおよそ277万人を大きく上回り、3か月連続で300万人を超えました。

5月は、アメリカやシンガポールなど一部の国で学校の休みを含む連休があるほか、記録的な円安も旅行需要の高まりに影響したとみられるということです。

また、地域別では、特に東アジアや北米・ヨーロッパなどからの外国人客が増えていて、韓国や台湾のほか、アメリカ・カナダ・イギリス・フランスなどは5月としての過去最多を記録しています。

今年1月から5月までの外国人旅行者の数はおよそ1460万人に上り、年間で過去最多となった2019年を上回るペースとなっています。