ミャンマーの民主派指導者、アウン・サン・スー・チー氏が79歳の誕生日を迎えました。軍事クーデター後に収監されたスー・チー氏の健康状態の悪化が懸念されていて、市民らは釈放を求め、抗議の声をあげています。
スー・チー氏が6月19日に79歳の誕生日を迎えることに合わせ、3年前のクーデター以降、軍による空爆が繰り返されているミャンマー北部のザガイン地域では、女性や子どもたちを中心に多くの住民がスー・チー氏の釈放を求めました。
こうした運動は、スー・チー氏のシンボルとなっている花の髪飾りにちなんで「フラワー・デモ」と呼ばれ、SNSでも広がっています。
スー・チー氏は、クーデター後に汚職などの罪で収監されましたが、先月、刑務所から移送され、現在は軍事施設の敷地内で監視下に置かれているとの情報もあります。
スー・チー氏は歯の病気などを患っているとされ、健康状態の悪化を懸念する声も高まっています。
注目の記事
アライグマとみられる動物に住宅街で女性が噛まれる 足が腫れスニーカーにも大きな穴 対処は?【岡山】

「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常









