7年ぶりにセ・パ交流戦を勝ち越した広島カープ。「しゃ!」があふれる天谷宗一郎さん厳選シーンを笑顔で振り返ります。

石田充 アナウンサー
交流戦の順位をおさらいしておきましょう。優勝は楽天。その楽天に勝ち越したカープは5位。10勝8敗、注目は防御率1.85。12球団で唯一の1点台でした。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
すばらしい。これはすごいですよ。

石田充 アナウンサー
パ・リーグの難敵を相手にこの数字というのはさすが。ここに強さがあったのではということなんですが、濃い内容だった18試合、天谷さんがいろんな視点で選手たちを選びました。

あんたが大将 末包昇大 交流戦はこの男からスタート プロ初○○も記録!?

石田充 アナウンサー
まず、この人、末包昇大 選手のバットからカープの得点は始まりました。

天谷宗一郎 さん
そうですね。初戦(5月28日 オリックス戦)の1回表、ランナー3塁・2塁のチャンスで打つか打たないかっていうところで乗っていけるかどうかってのはあったと思うんです。しっかりと打ってくれてチームが乗れるようになったと思います。

石田充 アナウンサー
去年のこの時期はまだ1軍にいなかった末包選手でした。6月7日のロッテ戦ではランナーとして出塁すると、3年目のプロ初盗塁。

天谷宗一郎 さん
体は大きいですけど、スピードは速いですから、どんどん狙っていってほしいです。あんたが大将!

9球救援士 森浦大輔 NPB19人目の珍記録!!

石田充 アナウンサー
続いては “9球救援士” (6月1日 ソフトバンク戦)。

天谷宗一郎 さん
救急救命士ならぬ、ですね。

石田充 アナウンサー
9球で救援を終えたという 森浦大輔 投手が、NPBの歴史的なナイスピッチング。まずは3球で三振に仕留めると、2人目は見逃しストライク、空振りストライク、そして三振。

天谷宗一郎 さん
ボール玉をしっかりと振らせているところに価値があります。

石田充 アナウンサー
3人目もストレートで押しながら変化球も。追い込むと最後は見逃しの三振。9球全部、投げ終わったあと、ぴょんとはねていたんですけども、NPB19人目の3者連続 三球三振でした。