パレスチナ自治区ガザ南部・ラファで地上作戦を進めるイスラエル軍は、数週間以内にラファを完全に掌握するとの見通しを示しました。
イスラエル軍は17日、地上作戦を進めるガザ南部・ラファで、4つあったイスラム組織「ハマス」の大隊のうち半数の2つを壊滅させたと発表しました。
残る2つの大隊とは戦闘を続けるということですが、イスラエル軍はこれまでにハマスの戦闘員少なくとも550人を殺害したほか、地下トンネルに続く出入り口およそ200か所やロケットの発射台を破壊したとしています。
そのうえで、イスラエル軍は現在ラファの60%から70%を戦略的に掌握していると明かし、数週間以内に全域を掌握することができるとの見通しを示しました。
国連機関によりますと、ラファには今も6万5000人以上の避難民が残っていて、今後も民間人の被害が拡大することが懸念されています。
こうしたなか、イスラエルのネタニヤフ首相やガラント国防相は17日、アメリカ・バイデン政権のホックスティーン特使と会談しました。
地元メディアによりますと、ガラント国防相は、ハマスに連帯を示すイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」とイスラエル軍との交戦状況について説明をしたということです。
イスラエル北部ではイスラエルとヒズボラとの攻撃の応酬が激化していて、ホックスティーン氏は緊張緩和に向けた取り組みを促したものとみられます。
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