岩手県教育委員会は17日、生徒に体罰や暴言をはくなど不適切な言動を行ったとして県立高校に勤務する57歳の男性指導教諭を戒告の懲戒処分にしたと発表しました。
戒告の懲戒処分を受けたのは県立高校に勤務する57歳の男性指導教諭です。男性指導教諭は今年1月、同じ生徒に対して腹部をパンチしたほか、足を蹴る体罰を行った。また、授業中使用するプリントを配布せずに、生徒の質問に応答しなかったりしたほか、別の生徒2人を含む3人に「バカ、アホ、ボケ」などと体罰や不適切な言動を行いました。男性教諭は県教委の聞き取りに対し「生徒のために行ったが、行き過ぎた行為により生徒をはじめ多くの人に嫌な感情しか残さなかった」とコメントしています。
県教委はこのほか、今年3月、贈り物を渡すために県教委の女性職員の自宅に行き、女性職員が拒否したにも関わらず、寝室をのぞき見たほか、女性を抱きしめるセクハラ行為を行ったとして、県教委事務局の47歳の男性職員を戒告の懲戒処分としました。
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