中国政府は、EU=ヨーロッパ連合から輸入している豚肉が不当に安く輸入され、業界に損害を与えていないか調べる「反ダンピング調査」を開始したと発表しました。EUの中国製EV=電気自動車に対する関税上乗せ方針への対抗措置とみられます。
中国商務省は17日、EU産の豚肉と関連製品について、反ダンピング調査を開始したと発表しました。
不当に安く輸入される、いわゆるダンピングの有無や中国の業界へ損害を与えていないかが調べられることになり、ダンピングがあると判断されれば、今後、関税が上乗せされる可能性があります。
去年1年間に中国が輸入したEU産の豚肉はおよそ33億ドルに及んでいます。
EUは先週、中国製のEVについて公正な競争を阻害しているとして最大で38.1%の関税を上乗せする方針を発表していて、豚肉に対する調査は、その対抗措置とみられます。
注目の記事
中咽頭がん闘病ワッキー(53) 家族にも言えず…笑顔の裏の"葛藤" 「先日亡くなりました」亡き大学生に誓った決意

「ハリケーン・メリッサの中心」ジャマイカを直撃した「カテゴリー5の最強クラス」内部を“ハリケーン・ハンター”が撮影

なぜ?「耳をふさがない」イヤホンが人気…“音漏れ”や“通話”に独自技術搭載も【THE TIME,】

JR西日本管内「100円の収入に9945円の費用がかかる区間」はどの路線?輸送密度2000人/日未満の線区を発表 「本線」と名のつく3つの路線も対象に

「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか









