不動産不況が長引く中国で、新築住宅の値崩れが続いています。中国の主要都市のほとんどで、5月の新築住宅価格指数が前の月から下落したことがわかりました。
中国の国家統計局が17日に発表した5月の新築住宅価格指数は、主要70都市のおよそ97%にあたる68都市で前の月から下落しました。
都市別では、▼上海はプラス0.6%となった一方で、▼北京はマイナス1.1%、▲天津はマイナス0.4%と下落が相次いでいます。
マンションなどが売れなくなっていることが背景にあり、17日に発表された1月から5月までの不動産開発投資も、前の年の同じ時期と比べてマイナス10.1%となっています。
中国政府は先月、売れ残った住宅を地方政府に買い取らせる政策や住宅ローン金利の下限撤廃など、不動産市場の活性化を狙った対策を打ち出しましたが、効果が表れるにはまだ時間がかかるとみられています。
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