パレスチナ自治区ガザに侵攻を続けるイスラエル軍は、支援物資の搬入を拡大させるため、ガザ南部の一部で軍事活動を一時的に停止すると発表しました。ただ、ネタニヤフ首相には事前に知らされていなかったと地元メディアは報じています。
イスラエル軍は16日、当面、毎日午前8時から午後7時までの11時間、ガザとの境界にあるケレム・シャローム検問所から北部へ通じる幹線道路沿いの地域で軍事活動を停止すると発表しました。
軍は「支援物資の搬入を拡大させるための『戦術的一時停止』だ」と強調。多くの市民が避難する南部ラファなどでの戦闘は継続するとしています。
ガザでは物資の供給が滞り、飢餓が拡大するなど、深刻な人道状況が続いています。
一方、複数の地元メディアは、ネタニヤフ首相が軍の決定について事前に知らされていなかったなどと報じました。
ネタニヤフ氏は「受け入れられない」などと述べ、批判したとのことですが、現時点で決定は取り消されていないと伝えています。
注目の記事
中咽頭がん闘病ワッキー(53) 家族にも言えず…笑顔の裏の"葛藤" 「先日亡くなりました」亡き大学生に誓った決意

「1%でも可能性がある限り…」富山からメジャーリーグへ 中村来生投手、勝負の3シーズン目へ 昇格わずか2%の厳しい環境に挑む

なぜ?「耳をふさがない」イヤホンが人気…“音漏れ”や“通話”に独自技術搭載も【THE TIME,】

「ハリケーン・メリッサの中心」ジャマイカを直撃した「カテゴリー5の最強クラス」内部を“ハリケーン・ハンター”が撮影

「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか









