大村市「パートナーシップ宣誓制度」での生活


ことし3月、大村市に移住してきた松浦さん。一緒に暮らしているのはパートナーの藤山裕太郎さんです。

藤山さん:「きょう結婚記念日やから」
松浦さん:「ありがとう。さすが、ありがとう」

性的マイノリティ、LGBTQの当事者である2人は「パートナーシップ宣誓制度」を導入している大村市にことし3月、兵庫県から移住しました。LGBTQに対する大村市の理解が2人の移住を後押ししました。

松浦さん:
「やっぱり地方に住むってなんかどうなんかなというのは思ってはいたんですよね。LGBTQって結構、都市部にコミュニティがあることが多くて」

藤山さん:
「(アパートの)住民の方全員すごく快く受け入れてくれて。差別的な目とかを向けられて細々と住むとかじゃなくて、堂々と住めるのがすごくよかったなと思ってます」

動画の編集や撮影が好きだという藤山さんが、松浦さんの活動をサポートすることもあります。

藤山さん:
「(松浦さんは)キャラクターが特徴ある。すごく合ってるんじゃないかっていうのは、マスコットみたいな。もっと頑張ってほしい」
松浦さん:「うん、ありがたいです」