中国が保有する核弾頭の数が去年より90発増加したと、スウェーデンの研究機関が発表しました。
ストックホルム国際平和研究所は17日、今年1月の時点で中国が保有する核弾頭の数について、前の年と比べて90発増え、推計で500発になったと発表しました。
「中国は他のどの国よりも速いペースで核戦力を拡大させている」と指摘したうえで、将来的には核大国のアメリカやロシアに匹敵するほど、核弾頭の運搬手段であるICBM=大陸間弾道ミサイルを配備する可能性もあるとしました。
また、北朝鮮については去年より20発増え、およそ50発になったと発表。
一方、アメリカが保有する核弾頭の数は5044発、ロシアは5580発で、両国で世界の9割近くを占めています。
ストックホルム国際研究所のダン・スミス所長は、軍拡競争の加速などによって「今が人類史上、最も危険な時期の一つだ」としたうえで、「大国は一歩下がり反省すべき時に来ている」と指摘しています。
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