16日、愛媛県松山市沖の興居島で小型船が消波ブロックに乗揚げ、乗っていた男性が死亡しました。
消防と海上保安部によりますと、午前6時頃「船が消波ブロックに衝突し、50歳くらいの男性が負傷している」と、現場近くにいた男性から119番通報がありました。
連絡を受けた海上保安部の巡視艇が男性を救出後、松山市内の港に待機していた救急車で市内の病院に運ばれましたが、腹腔内出血による出血性ショックで、午前6時半過ぎ死亡が確認されました。
亡くなったのは、消波ブロックに衝突していた汽船「栄丸Ⅱ(1.7トン)」の船長で、横浜市在住の男性(58)です。
「栄丸Ⅱ」には亡くなった船長のほか、もう1人男性が乗っていましたが、けがなどはありませんでした。
また、船体からの油の流出もありませんでした。
亡くなった男性らは午前5時半頃、釣りをするため興居島の港を出た約10分後、消波ブロックに乗り揚げたということで、海上保安部では、業務上過失往来危険の疑いで、詳しい事故のいきさつを調べています。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】事故から2週間...下校中はねられた女子中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い越し若い命が危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかるその恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
