ミャンマー軍のトップはクーデター以降、先送りにされてきた総選挙について、来年に実施する方針だと明らかにしました。選挙の実施時期に言及したのは初めてですが、国内の戦闘激化で実現するかは不透明な情勢です。
ミャンマー軍は、民主派政党が圧勝した総選挙で不正があったとして2021年にクーデターを強行。非常事態宣言を解除したあとにやり直しの総選挙を行う方針を示していましたが、抵抗勢力との戦闘の激化で選挙が実施される見通しは立っていませんでした。
こうしたなか、軍トップのミン・アウン・フライン総司令官は15日、「今年10月に国勢調査を行い、複数政党による民主的な総選挙を来年に実施する」と述べ、選挙の実施時期について初めて言及しました。
選挙の実施によって自らの統治を正当化するとともに、混乱の収束を図る狙いがあるとみられますが、実現できるかは不透明な情勢です。
また、民主派政党の指導者や幹部が多数拘束されるなどしていて、軍が強調する「自由で公正な選挙」とは名ばかりだとの批判も高まっています。
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