午後3時半すぎ、鳥取県消防学校に訓練生25人が一人も欠けることなく帰ってきました。

「学生25名、任務を終了しました」

学校長
「きょう一日、大変なこともあったと思いますが、現場ではもっと苦しいこともあります。きょうのことを思い出しながら、今後の訓練にも生かしていただきたいと思います」

そして、教官が何よりも伝えたかった災害現場における「チームワーク」の重要性…
訓練生は身をもって感じたようです。

訓練生は
「達成感が一番強いです。体力的にも精神的にもきつかったんですけど、みんながいてくれたので、心強かったです」
「長い距離歩くので足の疲労と、ホース背負って歩いているので、肩と背中の方も結構きつかったです。みんなと頑張って達成できたと思います」
「一番後ろやったんで、みんなが頑張っている姿が見えたので、頑張ろうかと思って最後までできました」

寝耳に水のドッキリ訓練を終え、晴れやかな表情を見せる訓練生たち。
一人前の消防士をめざして、彼らの厳しい訓練の日々は続きます。