世界遺産登録を目指す「佐渡島の金山」について、ユネスコの諮問機関 イコモスが資産の範囲からの除外を求めていた北沢地区について、林官房長官は13日、除外する方針だと明らかにしました。
「佐渡島の金山」を巡ってはユネスコの諮問機関 イコモスが相川上町の北沢地区を資産範囲から除外することや、

相川鶴子金銀山の緩衝地帯を沖合に拡張することなど3点を要請する「情報照会」の勧告を出しました。

【林芳正 官房長官】「 政府、新潟県、佐渡市において検討した結果、 イコモスから指摘を受けた北沢地区について 資産範囲から除外をし、緩衝地帯とする方針で対応することとしたと承知しております」

林官房長官は13日の会見でこう述べ、政府と県、佐渡市は検討の結果、イコモスからの要請3点のうちの一つ、北沢地区を除外する方針を決めたということです。

佐渡の金山の世界遺産登録の可否は、来月21日からインドで始まる世界遺産委員会で判断されます。















