面積のおよそ8割を森林が占める愛媛県内子町で林業の仕事に関心を持ってもらおうと、中学生を対象にVR=仮想現実の映像などを使った遠隔授業が行われました。
内子中学校で開かれた13日の遠隔授業は、普段は触れられない最前線の現場を体験し、林業に理解を深めてもらおうと、町が開いたもので、13日は2年生46人が参加しました。
授業では、町内で林業を営む業者の担当者が講師となり、「林業」には伐採以外にも、加工品づくりなどの仕事があることを説明しました。
その後、生徒たちは学校の裏山にある現場と中継をつなぎ、伐採の様子を見学。
さらに、VRゴーグルを着用して、チェンソーで作業する人の目線や木材を切断する重機の運転席からの眺めを体験していました。
体験した生徒
「あまり私は林業のことについて知らなかったんですけど、VR映像は、自分が実際に体験しているみたいで『自分が(作業を)やってる』!』みたいな感じで、楽しかったです」
「(ライブ映像は)結構迫力があって、色々な工夫がされていることを知ることができて、勉強になった」
町の担当者は、「授業を通して森林に関心を持ってもらい、林業の将来を担ってもらえれば」と話していました。
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