「医師と学校側が健診の進め方に共通認識を」

文部科学省は今年1月、児童のプライバシーや心情に配慮するため、健康診断の時には原則、体操服などを着せるように自治体などに通知しています。

また、通知では健康診断の内容について、学校が事前に医師と相談をして児童や保護者の理解を得ることが必要とする考えが示されています。

しかし今回、腸の音を聞くことは事前に伝えられてなかったということです。

北九州市医師会・安藤文彦副会長「本来ならそこは学校医と学校側が健診の進め方について話して共通認識を持ってやらないといけないところが多分できていなかったと思う」

子供たちの健康を守るための健康診断が、子供たちの心に傷を残すようなことがあってはなりません。

医師と学校がよく話し合って児童と保護者の理解を得ることが必要です。