大分市議会が13日、開会し、遺体の火葬後に生じる貴金属を含む残骨灰について、売却単価を引き上げて処分を行う議案などが提出されました。
第2回定例大分市議会初日の13日は、総額44億円あまりの一般会計補正予算案など、39議案が上程され、足立信也市長が提案理由を説明しました。
主な予算案は住民税非課税世帯などへ、給付金を支給する事業です。
また、大分市が昨年度から始めた火葬後に貴金属が含まれる残骨灰について、今年度は、1キロ当たりの売却単価を575円引き上げ、3457円で処分を行う議案が提出されました。これにより市が得られる対価は、およそ4300万円を見込みます。
このほか、公用車がおこした2つの事故で、あわせて300万円あまりの賠償金を公費で支払うことを求めています。
大分市議会は6月27日まで開かれます。