香港政府は「国家安全条例」に基づき、イギリスに亡命した民主活動家6人のパスポートを取り消したと発表しました。
香港政府によりますと、2014年の民主化デモ「雨傘運動」を指導した羅冠聡氏ら6人について、「国家安全条例」に基づき、パスポートを取り消したほか、6人への資金提供も禁止したということです。
羅氏ら6人はイギリスに亡命していて、香港の捜査当局は去年、「国家分裂の扇動や、外国勢力と結託して国の安全を脅かした」などとして、全員を指名手配し、1人あたり100万香港ドル=日本円でおよそ2000万円の懸賞金を設定しています。
羅氏はきょう、SNS上で「パスポートは既に使っていない」として、香港の市民に対し、「政治的な圧力が強まる中、公に支持や議論が出来なくても忘れないでほしい、心の善悪は失わないでほしい」と呼びかけました。
これについて、中国外務省の林剣報道官はきょうの会見で、「香港警察当局が国家安全条例に基づいて措置をとることは、香港の法治や国家の安全を守る上で正当で必要な行動だ」と主張しました。
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