職員の防犯意識を高めようと、大分県別府市の金融機関で12日、身を守る護身術などを学ぶ研修会が開かれました。

この取り組みは職員の防犯意識を高め、緊急時の安全確保について、理解を深めようと大分みらい信用金庫が去年から実施しています。

12日の防犯研修会には、職員28人が参加して別府警察署の警察官から特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の被害状況について学びました。

このあと、参加者は護身術として、腕をつかまれたり後ろから抱きつかれたりした場合に自分の身を守る方法を体験しました。

(参加者)「女性でも簡単にできるような護身術ばっかりだったので、参加してよかったです」「知らないことを学べる機会になったので、もしものことがあったらこれを活用してすぐに逃げたい」

大分みらい信金では「今後も継続的に防犯研修を実施して、職員の安全確保に努めたい」としています。