東京都の小池知事はさきほど、都議会の本会議で来月7日投開票の都知事選に立候補することを表明しました。
東京都 小池百合子 知事
「東京大改革3.0を進めていく、その覚悟をもって7月の東京都知事選挙への出馬を決意いたしました。これからも都民のために都民とともに、もっともっと都政の発展へと全力を尽くしてまいります」
小池氏は、これまでの都政での8年間を「新型コロナウイルスとの闘いや東京オリンピック・パラリンピックの開催など、歴史に残る数々の都政に文字通り全身全霊をかけて取り組み続けた日々だった」と振り返ったうえで、「様々な分野で東京に確実な変化をもたらした」と、その成果を強調しました。
本会議終了後、記者団の取材に応じた小池氏は、選挙の公約について、「むしろ毎日が公約のようなもの」としたうえで、「近いうちにお伝えする機会がある」と話しました。
小池知事に対しては、地域政党の「都民ファーストの会」と自民党、公明党が支援する方針を明らかにしていますが、小池氏側から支援を要請するのかは不透明で、複数の関係者は「小池氏は完全無所属で立候補するつもりだろう」と話しています。
一方、同じく都知事選への立候補を表明している蓮舫参院議員は、立憲民主党に離党届を提出しました。
蓮舫 参院議員
「一人でも多くの都民の皆さま方に、ご支援をいただきたいと思っておりますので、党派を超えてご支援の呼び掛けと言いますか、背中を支えていただければなと思っています」
蓮舫氏はきょう午後、立憲民主党に離党届を提出しました。
蓮舫氏は旧民主党からおよそ20年にわたって所属してきましたが、今回、離党する理由について「育ててもらったことに感謝の思いがある。ただ一般的に首長選挙では無所属が普通の景色だと思う。今回は都民のために無所属という形を選んだ」と説明しました。
蓮舫氏の離党届は今月18日の常任幹事会で認められる見通しです。
都知事選をめぐっては、このほか、広島県安芸高田市の石丸伸二前市長や田母神俊雄元航空幕僚長ら30人以上が立候補を表明しています。
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