世界の男女平等についてのランキングが発表され、日本は118位でした。議員や管理職を占める女性の割合が依然として低いことが影響しています。
この報告書は、「世界経済フォーラム」が146か国を対象に、「経済」「教育」「医療へのアクセス」「政治」の4つの分野で男女の格差を分析したものです。
12日に発表された2024年版のランキングでは、アイスランドが15年連続で男女の平等が最も進んでいる国とされ、2位にフィンランド、3位にノルウェーと上位3か国を北欧の国が占めました。日本は118位で、過去最低の125位だった去年からわずかながら順位を上げています。
日本について、「教育」や「医療へのアクセス」では男女平等がほぼ達成されているとする一方で、「経済」や「政治」の分野での女性の進出の遅れに関する改善はわずかだと指摘。女性が議員や高官に占める割合が1年前よりやや増えたとしたものの、重要な役職では6人に5人は男性で、依然として男女の格差が顕著だと指摘し、収入面でも「かなりの格差がある」としています。
報告書は、現在のペースでは世界全体で男女の格差を解消するには134年かかるとしていて、2030年の国際目標から大幅に遅れており、取り組みを強化する必要があるとしています。
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