この春、1冊の本が完成しました。10年かけて作ったというこの本には、原発事故で帰還困難区域となった1つの地域のすべてが収録されています。制作した住民、手に取って読んだ住民…。いまだに帰還できない、ふるさとへの思いを聞きました。
福島市の福島県立図書館。震災と原発事故に関する膨大な本が納められています。

今年5月、新たに1冊の本が加わりました。
「百年後の子孫(こども)たちへ」
重さ3キロ。800ページ以上ある本に記されているのは、原発事故で被災したある地域の、すべてです。

この春、1冊の本が完成しました。10年かけて作ったというこの本には、原発事故で帰還困難区域となった1つの地域のすべてが収録されています。制作した住民、手に取って読んだ住民…。いまだに帰還できない、ふるさとへの思いを聞きました。
福島市の福島県立図書館。震災と原発事故に関する膨大な本が納められています。
今年5月、新たに1冊の本が加わりました。
「百年後の子孫(こども)たちへ」
重さ3キロ。800ページ以上ある本に記されているのは、原発事故で被災したある地域の、すべてです。