普段からの声かけが避難に役立つ

グループは普段から声をかけ合うことで、家族構成や高齢者が歩けるかどうかなどを把握して避難に役立てています。

家族連れ「電話が鳴った時は家で朝ご飯を食べていました。食べ終わりましたちょうど。地震とかあったとしても大丈夫かなと思うのでこうした体制や訓練は良いかなと思います」

総務省の「防災まちづくり大賞」に

防災訓練には、今では最大で250人ほどが参加。
取り組みを始める前の4人に比べると、60倍以上になりました。

防災活動を通じて顔が見えるコミュニティを作っていることが高く評価され、古川さんたちは今年総務省の「防災まちづくり大賞」を受賞しました。

若松区東28区市民防災会 古川裕子 会長「避難訓練をするということだけで防災意識が高まっているということを実感しています。やはり続けていかないといけないなと思っています」

地域のつながりを強めていざという時に備える。
畠田地区の「共助」の取り組みは、災害に強いまちをつくる一つのヒントになりそうです。