致死率30%、国内で急増
“人食いバクテリア”に感染したことで腫れあがり、赤紫色に変色した70代女性の足の画像です。

手足に腫れや痛みが出たあと急速に悪化するのが「劇症型溶連菌」感染の典型例で、組織の壊死や多臓器不全などが起こり死に至る場合も多く致死率は30%とされています。
富山大学附属病院感染症科 長岡健太郎医師:「『足が痛い』ということで救急車で整形外科の外来を受診された方がいらっしゃって、診察結果を待っている間の1時間~2時間後に急変されて、心肺停止に近い状態になっていたというケースもあります。救命できたとしても、脚を切り落とす、手を切り落とす、そこまで至ってしまうことも少なくありません」
この感染症が今、国内で急増しているのです。