愛媛県今治市の大三島にある大山祗神社で豊作を祈願する「御田植祭(おたうえさい)」が10日営まれ、今年の稲の出来栄えを占う「一人角力(ひとりずもう)」が奉納されました。
大山祇神社の「御田植祭」は、650年以上前に始まったとされる神事で毎年、旧暦の5月5日に行われています。
まず、県の無形民俗文化財に指定されている一人角力が奉納され、一力山という力士に扮した市の職員、菅貞之さんが稲の精霊と三番勝負を繰り広げました。
取り組みの結果、2勝1敗で精霊が勝ち越し、今年の豊作が約束されました。
(一力山・菅貞之さん)
「去年より(精霊が)強かったので豊作は間違いない」
この後、厳かな雰囲気の中、16人の早乙女たちが斎田に苗を植えました。
この稲は、秋の抜穂祭で刈り取られ、神前に供えられます。
注目の記事
「こんだけ出すから後は頼む」初任給は42万円、年収は100万円アップ 大胆な経営戦略で倒産の危機から売上4倍のV字回復 山梨・フォーカス

恒星間天体「3I/ATLAS」が「急激に明るく…」なぜ? 水やCO2を放出し高速移動…太陽系外から飛来した天体の謎

中咽頭がん闘病ワッキー(53) 家族にも言えず…笑顔の裏の"葛藤" 「先日亡くなりました」亡き大学生に誓った決意

「1%でも可能性がある限り…」富山からメジャーリーグへ 中村来生投手、勝負の3シーズン目へ 昇格わずか2%の厳しい環境に挑む

なぜ?「耳をふさがない」イヤホンが人気…“音漏れ”や“通話”に独自技術搭載も【THE TIME,】

「ハリケーン・メリッサの中心」ジャマイカを直撃した「カテゴリー5の最強クラス」内部を“ハリケーン・ハンター”が撮影









