本格的なオーケストラやコンサートを楽しめる音楽祭が2025年夏、青森県で開催されます。若手指揮者の登竜門と知られる国際コンクールで優勝して、世界で活躍する青森県出身の沖澤のどかさんが芸術総監督を務めます。
音楽祭は、青森県出身の指揮者=沖澤のどかさんと、ソプラノ歌手の隠岐彩夏さんの2人が中心となり、2025年夏の開催が決まりました。
青森市で6日に開かれた記者会見には、ドイツ・ベルリンから沖澤さんがリモートで参加。音楽による地域貢献をコンセプトにした音楽祭への思いを語りました。
沖澤のどかさん
「私たち音楽家がコンサートホールを出て、お客さんのもとに出向くということを大事にしようと思っています。生まれ育った青森に恩返しがしたい。もっと音楽の種をまきたい。花を咲かせたい」
この音楽祭は2025年6月末~7月6日まで県内で開催され、オーケストラ演奏のほかに県内の学校や福祉施設を訪れるなどして、音楽に触れる機会をつくるとしています。