愛媛県松山市・中島の海で、特定外来生物のヌートリアが県内で初めて確認されました。生態系などへの影響が懸念されるとして、市は情報提供を呼びかけています。
海面に浮かぶ黒い影。先月31日、松山市の中島で撮られた映像に映っていたのは…特定外来生物の「ヌートリア」です。
目撃者が市に情報提供し、県衛生環境研究所が分析したところ、頭の形などからヌートリアと特定されたということです。
ヌートリアは南アメリカ原産で、体長は40センチから60センチほど。
茶褐色の体毛と後ろ足の水かきが特徴で、稲や水辺の農作物を食い荒らす恐れがあるため、国の特定外来生物に指定されています。
県内で姿が確認されるのは初めてで、専門家は「定着が確認されている広島県の沿岸から泳いできたのではないか」と分析しています。
松山市はヌートリアが生態系や農作物へ悪影響を及ぼす恐れがあるとして、見つけた場合は情報提供するよう呼びかけています。
注目の記事
「こんだけ出すから後は頼む」初任給は42万円、年収は100万円アップ 大胆な経営戦略で倒産の危機から売上4倍のV字回復 山梨・フォーカス

恒星間天体「3I/ATLAS」が「急激に明るく…」なぜ? 水やCO2を放出し高速移動…太陽系外から飛来した天体の謎

中咽頭がん闘病ワッキー(53) 家族にも言えず…笑顔の裏の"葛藤" 「先日亡くなりました」亡き大学生に誓った決意

「1%でも可能性がある限り…」富山からメジャーリーグへ 中村来生投手、勝負の3シーズン目へ 昇格わずか2%の厳しい環境に挑む

なぜ?「耳をふさがない」イヤホンが人気…“音漏れ”や“通話”に独自技術搭載も【THE TIME,】

「ハリケーン・メリッサの中心」ジャマイカを直撃した「カテゴリー5の最強クラス」内部を“ハリケーン・ハンター”が撮影









