ビニールハウスで栽培された「竹田かぼす」が収穫期を迎え、7日、九州各地に向けて初出荷されました。

大分県竹田市は全国トップクラスのカボスの生産地で、6軒がハウス栽培に取り組んでいます。7日は初集荷を迎えた河野泰三さんのビニールハウスで、関係者が集まり、収穫期を告げるはさみ入れ式が行われました。

今年のハウスかぼすは果汁量や香りなどが例年通りの品質に仕上がっていて、7月末まで九州各地に出荷されます。

(竹田市カボス生産出荷組合・飛賀洋一組合長)「まだ梅雨に入っていませんが、梅雨が明けてから暑さが一段と増すと思うので、暑さを乗り切るためにカボスを大いに使っていただきたい」

竹田市カボス生産出荷組合では、今シーズンおよそ20トンのハウスかぼすの出荷を見込んでいて、盆明けの8月中旬から露地かぼすの出荷が始まります。