宮城県石巻市の牡鹿半島で、養殖ホヤの水揚げが、例年より1ヵ月遅れで始まりました。去年の猛暑の影響から、生産量は大幅に減少する見込みです。

石巻市の鮫浦湾では、例年、ゴールデンウイーク明けからホヤの水揚げが始まります。

しかし、この道30年以上の漁師、遠藤仁志さんは、今年は1ヵ月遅らせ、7日から始めました。去年の猛暑による海水温の上昇でホヤの多くが死んだため、最盛期となる6月以降に出荷する分がなくなるおそれがあるからです。

漁師 遠藤仁志さん:
「(1本のロープからホヤは)平均250キロから300キロは出る。それが今年に限ると50キロぐらい。(例年の)5分の1、6分の1」

漁師 遠藤仁志さん

遠藤さんは、海の中で4年間育てたホヤを出荷していますが、まだ、水揚げが出来ない小さなホヤも被害を受けていて、来年以降も影響が出る見通しだといいます。

漁師 遠藤仁志さん:
「(来年以降出荷する)3年もの、2年ものもやられ、ほとんどホヤがついていない状態。今年から3年、4年ホヤがないと消費者もなかなか口に入らない」

全国一の生産量を誇る県内産のホヤ。本来、水揚げは8月中旬まで続きますが、今年は、前倒しで終わる可能性があるということです。