宮城県と仙台市が導入を目指す宿泊税について、県による初めての意見交換会が大崎市の鳴子温泉の旅館やホテルを対象に開かれました。出席者からは、県に対する厳しい声が相次ぎました。
意見交換会には、大崎市の鳴子温泉の旅館やホテルの経営者など28人が出席しました。

会では、県の担当者が宿泊税の必要性や使い道を説明し、「必要な支援をすることで、宿泊者数の増加を図りたい」と述べました。県は、このあとの意見交換を非公開にする予定でしたが・・・。
出席者:
「わざわざ(カメラに)出てもらう必要はないのかなと思います」
県の担当者:
「見てもらいましょうか」
出席者:
「当然のことでしょう」

意見交換は、急きょ全面公開となりました。参加者からは、県に対する批判が相次ぎました。
宿泊事業者:
「不公平感があるので、交通事業者からも徴収すべきではないか」
「入湯税プラス宿泊税で高額になってしまう。湯治客からかなり厳しい意見をもらっている」
「地域や宿泊施設の実情に基づいていない。使われる納得感がない」
鳴子温泉旅館組合 藤田謹一組合長代理:
「行政と我々、客で納得がいく段階まで持ち上げてからのほうがいいのではないか。お互いに思うところが違えばまずいですよね」

県経済商工観光部 千坂守副部長:
「鳴子地区の皆さんと意見交換させていただき、だいぶ厳しい声をいただいた。しっかり県の考え方を説明させていただきながら進めたい」
宿泊税について県は1人1泊300円、仙台市は200円を課税する方針です。

県では、仙台市との調整や事業者との意見交換に時間がかかるとして、6月議会での提案を見送り、9月議会以降に持ち越しています。今後7月上旬までに意見交換会を県内で8回開くことにしています。














