長野県企業局では初めてとなる砂防えん堤を利用した発電所が、川上村に完成しました。
一般家庭260世帯分の電力を賄います。
完成したのは川上村の金峰山川(きんぽうざんがわ)発電所で、県企業局や村の関係者など30人ほどが参加して、6日、竣工式が行われました。
発電所は、県の建設部が管理する砂防えん堤を利用して作られ、最大出力は145キロワット、年間で一般家庭およそ260世帯分の電気をつくることができます。
総事業費はおよそ6億5000万円で、年間の売電収入は3500万円ほどを見込んでいます。
県企業局公営企業管理者・吉沢正(よしざわ・ただし)さん:
「水を有効に活用して、取水して、発電能力を上げていくことに配慮しました。(県営の水力発電所は)現在25の施設になりましたけど、令和7年度末までに36施設を着工ベースで取り組む」
県はゼロカーボン戦略の一環として、2010年度から30年度までに再生可能エネルギーの倍増を目指していて、水力発電所の建設や改修を進めています。
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