鹿児島市の山形屋で、イギリスの食や雑貨を集めた物産展が開かれています。

(記者)「アフタヌーンティーに欠かせないスコーンやおしゃれなカップで飲む紅茶。優雅な英国気分が味わえる」

鹿児島市の山形屋で始まった「英国展」。イギリスのブランドを中心におよそ1500品が並びます。

経営再建を進める山形屋は集客につなげようと、2016年と2017年に開いた「英国展」を今回復活させ、規模を4倍に拡大して開いています。

初出店でロンドンの5つ星ホテル「ザ・グローブ」からは、ロンドンサミットで提供されたスコーンのほか、今回のために作られたミックスベリー味とアールグレイ&オレンジ味も並んでいます。

本場・イギリスが誇る紅茶はおよそ200種類。リビングやキッチンに置いてもかわいいパッケージが目を楽しませます。

鹿児島からは、知覧発の紅茶・TEALANが出店。自家農園で手摘みしてつくられた紅茶は、イギリスのコンテストで金賞を受賞しています。

会場では、紅茶インストラクターがおいしい煎れ方も教えてくれます。

(紅茶インストラクター 砂川純子さん)「鹿児島は日本茶文化がすごくあるが、日本茶の横に紅茶おいていただいて、きょうはどちらにしようかと楽しんでいただけたら」

(客)
「こんなに紅茶がそろっていることはないので、見るのが楽しい」

「フィッシュアンドチップスが食べたくて。あとミートパイ。なかなか鹿児島で食べられないものが食べられるので楽しみにしてきた」

山形屋の「英国展」は、今月11日まで行われます。