ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻をめぐり、日本が対ロ制裁を続ける限り、北方領土問題を含む平和条約締結交渉を続ける根拠がないと述べました。
プーチン大統領
「平和条約に関する対話を継続する条件がない」
プーチン大統領は5日、各国の通信社との会見で、日本がウクライナを支援し対ロ制裁を科している現状では、平和条約締結交渉を続ける根拠がないと述べました。そのうえで、「われわれは再開を拒否しないが、条件が整えばの話だ」と強調しました。
北方領土について、現時点では訪問の計画はないとしながらも、「ロシアの領土であり、訪問しない理由はない」とし、将来の訪問に含みを残しました。
今回の会見は、5日に開幕したサンクトペテルブルク国際経済フォーラムに合わせて実施されたもので、プーチン氏は7日の全体会議で演説を行う予定です。
今年のフォーラムでは、プーチン氏の2人の娘も専門家として一部の討論会に参加する予定だとされています。
長女マリヤ氏はバイオエコノミーに関する討論会に登壇し、次女カテリーナ氏は軍産複合体に関する討論会にオンラインで参加するということです。
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