事故は “見通し良い” 交差点でも…
一方、今年度、接触事故が発生した場所を調べてみると5月14日に富山市五福で起きた事故は道幅が広く見通しの良い交差点。

また、その翌日に富山市丸の内で起きた事故は、電車用の信号機がある交差点でした。いずれも一般的に事故が起きにくいとされている場所ですが、今年度はこうしたところでも接触事故が相次いでいるのです。
富山地方鉄道・六軒正裕運転区長:
「五福の交差点とかは交差点の広さがかなり広くて道幅もあって車もスピード出しやすい状況になってるので、あそこの交差点は注意が必要かなと思います」
見通しがよい交差点で道幅も広いと、車のスピードを出しやすいため、危険度が増す一面もあるといいます。
軌道内は原則、車両の通行は禁止。右折や左折などで軌道内に入る際は後方から路面電車が近づいていないか周囲の安全をしっかり確めて電車の通行を妨げないよう注意が必要です。
富山地方鉄道・六軒正裕運転区長:
「市内電車は車と違って止まるのに車から見ると3倍の距離がかかりますので、電車は急には止まれませんので、そのことも頭にいれていただいて、右折もしくはUターンを開始していただきたいと思います」