多発する事故、原因は車の後方確認不足!

富山地方鉄道によりますと直近5年では市内電車と車の接触事故は平均で1年間に13.4件。ところが、今年度は4月と5月の2か月ですでに4件発生していまます。

このうち3件はドライバーが後ろをよく見ていなかったことが事故の原因でした。

ドライバーの後方不注意で事故になりそうになったケースはこれまでも度々。電車に設置された“ドライブレコーダー”の映像では、動き出した赤色の車が急な右折をします。

富山地方鉄道・六軒正裕運転区長:
「現場は道幅が広くおそらく電車がぜんぜんサイドミラーには映らないくらい広いところで、急にUターン開始しましたので、電車の存在にはまったく気づかずに、なのでこういうのはやっぱりドキッとしますよね」

また、こちらの交差点でも急な右折が発生。

富山地方鉄道・六軒正裕運転区長:
「1台目の車が明らかに境界線より内側に入ってますので、電車手前で待って車を先に行かせたところ2台目の車もつられるようにして右折をしたと、
おそらく市内電車の存在に気づいてないのだと思いますよ、前方の対向車の切れ目ばかり注視してるんじゃないかなと思いますね」