庄内三大まつりの一つ、山形県鶴岡市の「大山犬祭り」がきょう行われ、神輿や山車行列が市内を練り歩きました。

鶴岡市大山地区で行われた大山犬祭りは、300年以上続く椙尾神社の例大祭です。


昔、地区の神社の裏山に住み着いていた化け物を退治したとされる「メッケ犬」に由来します。

まつりには、およそ700人が参加。

「メッケ犬」伝説にちなんで振袖でおめかしした女の子など、時代衣装をまとった行列が町内を練り歩きます。


今年5年ぶりに復活を遂げたのが日本酒の振る舞い。

大山地区には4つの酒蔵があり、ほろ酔い気分で祭りを楽しむのも醍醐味です。


もうひとつ「犬」フレンドリーなこの祭りで復活を遂げたのが・・・

飼い主が愛犬と歩くワンちゃん行列です。

はっぴや浴衣姿の愛らしいワンちゃんの姿に沿道には多くの人々が集まり、あちらこちらでワンちゃんと一緒に楽しむ姿が多く見られました。

「これ(犬)を連れてくるんだ毎年」

「とても楽しみにしていました」

「健康に病気にならずに長生きしてくれれば」


祭りを一層盛り上げるのは、高さ5メートルを超えるからぐり山車。歌舞伎の演目をモチーフに毎年作りかえる山車は迫力満点です。


「楽しいです。最高です」

「初めて参加したですけどメッチャいいです」

「楽しいです。ソーレ!」

庄内三大祭のフィナーレを飾る大山犬祭り。祭りが終わり、庄内にはまもなく本格的な夏が訪れます。