迅速的な取り締まりが可能に
今回、「青切符」が導入される狙いの一つが手続きの「迅速化」です。
(宮崎県警察本部交通企画課 佐藤康広調査官)
「これまで自転車は違反検挙に関しては『赤切符』という形でしか検挙されなかったのですが、これからは『赤切符』よりも、さらに(取締りが)迅速化、簡略化される『青切符』という形で処理されるという流れになります」

「赤切符」は特に悪質な違反行為に適用されるもので、「イエローカード」とは違い、刑事手続きの対象となっています。

ただ、「赤切符」では、起訴されず罰則が適用されないケースもあるほか、処理に時間も要する側面も。
(宮崎県警察本部交通企画課 佐藤康広調査官)
「赤切符の場合にはどうしても一度違反者に警察署に行ってもらって、そこでまた事情聴取とか、全ての交通違反を基本事件のように処理していたら、非常に業務量が膨大になる」

一方、「青切符」は現場での処理となるため、迅速的な取り締まりが可能となります。
(宮崎県警察本部交通企画課 佐藤康広調査官)
「車とかバイクと同じように現場で処理が終わるという形になります」
