先月、自転車の取り締まりが大きく変わる「改正道路交通法」が成立しました。
この法律によって導入されるのが「青切符」による取り締まりです。
これは、車などと同じように自転車の交通違反に対しても反則金の支払いが科される制度で、16歳以上の人に適用され、113の違反行為が対象となります。

この「青切符」を盛り込んだ法律は2年以内に施行されることになっていますが、どのような制度なのか、また、導入の背景や狙いなどを取材しました。
ながら運転、信号無視や2人乗りなど「イエローカード」の交付対象
私たちの生活を便利にしてくれる自転車。
しかし、ルールを守らない人も…。
(長友幸生記者)
「傘を持ちながら、自転車を運転している人がいます。傘差し運転です」
「また、傘を持ちながら、自転車を運転している人がいます」
「イヤホンをしながら自転車を運転しています」


事故につながりかねない、危険な自転車の運転。
「ながら運転」のほか、信号無視や2人乗りなどは「自転車指導警告カード」、通称、「イエローカード」の交付対象となっています。

(宮崎南警察署 中村英和交通課長)
「指導する項目としてみれば、自転車乗りでみれば、並進が多くなっております。イエローカードはあくまでも警告ですけども、あくまでもそれは事故や違反に直結する行為に対してのイエローカードですので、たかがイエローカードと思わずに、しっかりと受け止めていただきたいと考えています」

