新潟県柏崎市の小学生が水辺にすむ生き物を観察しました。
実際に見て、触れて、大興奮!どんな生き物が見つかったのでしょうか?

「あっ!釣れた魚~!」

大自然の中に響いた、子どもたちの声。
柏崎市で「水辺の観察会」を行ったのは、半田小学校の4年生です。

農業排水路やそばを流れる源太川の中に網を入れ、夢中で生き物を探しました。

県ビオトープ管理士会 藤塚治義さん
「これ、ヤリタナゴ。もともと日本にいた貴重なタナゴ」

この観察会は、子どもたちに地域の生き物を知ってもらおうと県が主催していて、この日はキタノメダカイシガイシマドジョウなどが見つかりました。

児童は
「生き物を捕まえたときがうれしかった」
「川の中にいろいろな魚や貝がいて楽しかった」

県ビオトープ管理士会 藤塚治義さん
「ここでは普通に見られる生き物が“全国的にはかなり減っている”というものが多い。実体験を通して自然とはどんなものなのかを見てもらう。それがきょうのメインの目的」

子どもたちは生き物との触れあいを通して、環境を守っていくことの大切さを感じたようです。