6月1日、熊本県の菊陽町総合体育館で行われた「熊本県高校総体 剣道競技」の男子団体には、32の高校が出場。中でも5月に紹介した「九州学院高校・剣道部」にとっては、19連覇をかけた大会となりました。

気合のバリカン

大会の1週間前…部員たちが暮らす寮に、バリカンの音が響いていました。

「じゃあ入刀」
「5厘刈りだとムラでるので、できるだけムラがないようにキレイに」

主将の近本忠介さんをはじめ、部員たちの頭がスッキリとしていきます。

九州学院高校剣道部 主将 近本忠介さん
「(刈り終わった頭をカメラに見せて)どうですか?」
部員たち
「気合入りました」

心も体も鍛えて、大会当日を迎えました。

目標の「三冠」へ前進

近本さん「しっかり優勝してインターハイの切符を手に入れたい」

前日行われた個人戦で優勝した森凰介選手をはじめ、去年のインターハイ優勝メンバーを中心に活躍します。結果、1人も敗れることなく、予選から決勝まで全勝で優勝を果たしました。

【予選】
■1回戦
対 八代工業(4‐0)
■2回戦
対 開新(5‐0)
■3回戦
対 熊本西(5‐0)

【決勝】
■1試合目
対 文徳(3‐0)
■2試合目
対 東海大星翔(3‐0)
■3試合目
対 専大熊本(2‐0)

近本さん「素直に今は嬉しい気持ちです、インターハイに向けて頑張りたい」

今年3月の全国選抜でも優勝を果たした「九州学院高校・剣道部」。主将の近本さんは、『高校剣道三大大会の三冠』を目指し、7月の玉竜旗、8月のインターハイに向けて頑張りたいと話していました。

熊本県高校総体の様子は6月19日(水)午後8時~「JA共済スポーツスペシャル 輝け!高校生アスリート」でも詳しくお伝えします。