繁殖力が強く、ほかの野草の生育場所を奪うことから特定外来生物に指定されています。

富士山科学研究所 安田泰輔主幹研究員

外来生物を10年以上研究 富士山科学研究所 安田泰輔主幹研究員:
「草が切られても根が強靭なので、どんどん復活して葉を出して花をつけてしまう」

特定外来生物は栽培や持ち運びは法律で原則禁止され、違反すると3年以下の懲役か300万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

富士山科学研究所 安田泰輔主幹研究員:
「一度侵入して定着し、そこに居続けてしまうと、ほかの生物の生育を抑制してしまうので、根をちゃんと駆除していただくのが重要」


オオキンケイギクの駆除は進んでいるとされ、専門家は県内で今、最も注意が必要な植物があるといいます。