■飲みかけペットボトルは危険 細菌数は麦茶>緑茶>オレンジジュース

上村キャスター:
ホランさんはお弁当を持ち運ぶときにどういったことに注意を?

ホランキャスター:
保冷剤は絶対入れるとか、冷蔵庫に持ってきたらすぐ入れるとかそういうのはやってますね。秋元さん何かありますか?

「食べチョク」代表 秋元里奈さん:
暑い所に置かないのもそうですが、生野菜は水分量すごく多いので必ず加熱したりとか。あとトマトとかもヘタを取ったり水滴をちゃんと拭き取って、なるべく分けて入れるというのは意識してました。

上村キャスター:
食べ物は皆さん注意してるかもしれませんが、飲み物も注意が必要です。


ペットボトル飲料ですが、口の中には多くの細菌があるので、直接口をつけて飲むとペットボトルの中に細菌が入って繁殖する危険性があります。

▼5~6時間を目安に飲みきる
▼冷蔵庫や保冷剤などで冷やす
▼コップに移して飲むなど工夫してください。
(食品微生物センターより)

実は、飲み物の種類で細菌の増え方に違いがあります。


口につけたペットボトル飲料24時間後の細菌数(食品微生物センター調べ)

●麦茶→75倍
●緑茶→約59倍
●オレンジジュース→約34倍

こちらは「酸性度」というものが関係していて、酸性度が高いオレンジジュースやスポーツドリンクなどは細菌が増えにくいということでした。逆に麦茶などは酸性度が低いので細菌が増えやすいんです。食品微生物センターの方によりますと「酸性度が低いうえに、細菌が好む炭水化物を多く含む麦茶は特に細菌が増えやすい」ということで、夏場は5~6時間を目安に飲み切るということを注意してください。

井上貴博キャスター:
あとは自分の口の中にあった細菌だからいいじゃないかと思いがちですが、車にずっと置きっぱなしにするなど危険がありますね。

秋元里奈さん:
オフィスにも飲みかけのペットボトルがいっぱいある。うちのメンバーにもいるんですけど、すぐに注意しようと思いました。

ホランキャスター:
早く処分しましょ。