定額減税に困惑の声も…

この制度に困惑している人がいます。従業員25人の会社で経理担当の松下さんは定額減税の対応に追われていました。

伊達建設 経理担当 松下真弓 副社長
「この方の場合、こちらに定額減税が1万870円ということで。扶養家族もいらっしゃらないので、あと2回。全部で3か月で定額減税の処理が終わります」

人によって減税の金額や期間が異なります。さらに、給付が必要になる場合も。制度が複雑なため、給与などを支払う企業では大きな事務負担が生じていました。

ある調査によりますと、従業員が100人程度の中小企業では、事務負担が40~52時間増えると試算しています。

伊達建設 経理担当 松下真弓 副社長
「細かい事務作業がたくさんあって。本当にみんながこういう減税がよかったなって思うのかな、と正直思いますけど」

国民の生活不安を払拭し個人消費を上向かせる減税となるのでしょうか?

女性結構大きいと思います、4万円というのは。助かります」
女性「大したことない。月にしたら3000円ぐらいでしょ」
男性「1回限りなので、効果があるのかな」