マイルドな香りと味わいが特徴で、苦手な人でも好きになるという岡山ブランドのパクチー「岡パク」。地産地消を促進しようと岡山市役所の食堂ではきょう8月10日から岡パクを使ったメニューの提供が始まりました。

好きな人にはたまらない「パクチー」をふんだんに使った、ガパオライスやラーメン。さらにかき揚げまで。岡山ブランドのパクチー「岡パク」のメニューは生産者や地元企業が共同で開発しました。



2000年頃から牟佐地区で栽培が始まった岡パクは、マイルドな味わいで人気が高く、国内でもトップクラスの生産量。今や岡山の特産品です。
(アーチファーム 植田輝義さん)
「身近に感じていただくことと、パクチーのイメージですね。きついというイメージを変えていきたいので」
パクチーを食べる機会を増やしてほしいという新メニュー。早速、岡山市長や農業を学ぶ高校生が試食しました。
(興陽高校2年 八木希望さん)
「とても食べやすくて美味しかったです。やりがいのある仕事なんだなと感じました」
岡山市役所の地下食堂で19日まで提供されています。

(杉澤キャスター)
「おいしい。存在感しっかりあるんですが癖が強すぎず、マイルドな香りでおいしいです」
早速ラーメンを注文する人も…。

(食べた人)
「すごく食べやすいしエキゾチックな香り。あっさりしておいしいです」
様々な料理に合うのが岡パクの魅力です。
(アーチファーム 植田輝義さん)
「岡山の野菜と言っていただけるような、そういったパクチーを作り続けていきたい」

(大森雅夫 岡山市長)
「我々の基本は『食』にあります。そういう面から見ても、農業生産に力を入れていきたい」
おいしさとともに、地産地消の大切さを伝える「岡パク」の新メニューです。