記録的な大雨から1年を迎えた愛知県蒲郡市で、消防団が水害に備えた訓練を行いました。

蒲郡市では2023年6月、台風の接近に伴う記録的な大雨の影響で、各地で道路の冠水など被害が相次ぎました。
2日の訓練では大雨によって市内の各地で床上浸水が発生し、自力での避難が困難な高齢者らが家に取り残されたことを想定。

市の消防団員約100人が、取り残された人たちを救命ボートを使って救出する手順を確認しました。
(蒲郡市消防団 松下知充 団長)
「考えつく限り、自分たちで色々なことを想定して、シミュレーションして災害に対応できるよう訓練していきたい」

蒲郡市消防団は、こうした訓練を積み重ね、水害に備えたいと話しています。