台湾当局は、5月いっぱいでいったん停止するとしていた中国への団体旅行について、6月以降も認めることを明らかにしました。
台湾から中国への団体旅行は3月に解禁されていましたが、中国から台湾への団体旅行が解禁されないことや、台湾海峡付近を飛ぶ中国の民間航空機の航路が台湾寄りに一方的に変更されたことなどから台湾当局は6月から再び停止するとしていました。しかし、内閣にあたる行政院は30日、一転して、販売済みの団体旅行については6月以降も渡航を認めると明らかにしました。
一方、中国は2019年以降、政治的対立から台湾への個人旅行を禁止し、新型コロナの感染が拡大した2020年からは団体旅行も禁止していました。
ただ、4月には福建省の住民を対象に、台湾が実効支配する離島・馬祖島に限定し、渡航を認めると発表。これについて台湾側は条件が対等ではなく調整が必要としていましたが、中国側の団体旅行を受け入れることを決めました。
頼清徳総統は、中国が台湾を包囲する形で行った軍事演習の後にも中台交流の再開を訴え、台湾当局も「中国が圧力をかける中でも善意を示す」としています。
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