◆貸付金の返済もあり「今の方がきつい」

緊急事態宣言やまん延防止措置の際、休業要請や時短要請に応じた店は「協力金」が支給されていました。しかし、今は協力金も補償も何もありません。


仕入れる肉の量を減らしたり、客が来ない日は早く店を閉めたりするなどして対応しています。しかし、売上が半減している上、2年前に借りた国の新型コロナ特別貸付金の返済も始まりかなり苦しい状況だと言います。

山崎店長「今の方がきつい。行動制限はないが夜はお客さんが来ない。協力金をもらえるならそれにこしたことはないが、もう仕方がないですよね」

◆福岡名物の「屋台」は通常営業するも・・・

RKB正福里奈「天神の屋台です。多くの観光客でにぎわっていますが、新型コロナが流行する前に比べると客足は6割から7割にとどまっているそうです」

福岡の名物である屋台は去年の夏、県の時短要請を受けてほとんどの店が休業しましたが今年は行動制限がないため通常営業しています。

来店客「東京から来ました。行動制限なしはいいことなんじゃないか、経済をまわしていかないといけないし。ちょっと気になる部分はあるが」

取材した9日夜はお盆休みに入った観光客でにぎわったものの、先月の3連休明けから客足が減り地元客や家族連れの姿がほとんど見られなくなったそうです。